水曜日にジム。何でもないところでポロポロ落ちた。相当きてるなぁ、と思った次の日から寝込んだ。土曜日になんとか持ち直し、日曜日にはふわふわした足取りで梅林を縫って希望峰へ登っていく。まったく懲りていない。
スードラON攀(13a)。1回目のトライ。核心の保持、引き付けとも好い感触。寝込んだおかげで(?)、前腕や指の蓄積疲労がかなりとれた気がする。「最後のピース」のみパスして、終了点まで繋げた。
2回目のトライ。新調したばかりのテスタロッサを投入。左足ハイステップの掻き込みを少しでも助けるため。長年の相棒アナサジとは爪先のポイントが全く異なる。外岩でこれほど個性の強い靴を使ったことがないので、自然のフットホールドにどう利かせるのかよくわからない。でも、おっ、次の左手カチが近くなった。思い切って手を出せば止まりそう。ビレイしていた松ちゃんの目にも明らかにそう映った。次のトライに期待しよう。
▼テスタロッサ、そして希望峰に集う人々
3回目のトライ。下から繋げて、左手カチをとらえた。「最後のピース」が埋まった。右足フットホールドに踏み替えて、右手を奥のホールドへ飛ばす。3本目のボルトにクリップ。核心成功。あとは這い上がるだけ……のはずが、這い上がりカチを持った左肘が上がってしまい、動けなくなった。シャックシャイン側のクラックを恨めしく見つめる。もちろん使ってはいけない。いったんクリップ位置へ戻るものの、回復しない。もう一度這い上がりを試みる。パンプアップ、テンション。ギャラリーの皆さんがずっこける。
この這い上がりは、いつも核心でテンションをかけてたっぷり休んだ後にやっていたからやさしく感じていたけれど、けっこう難しい。狭く高い位置に足を上げるため、肘が上がってしまう。
4回目のトライ。核心の左手カチをとらえられなかった。3回目のトライで消耗していたのかもしれないし、慢心していたのかもしれないし、小雪が舞うなか体が冷えてしまったからかもしれない。這い上がりムーブの練習をしようとしたけれど、ホールドが冷たくて指の感覚がなくなった。撤収。
コメント
動画のアップありがとうございます。
つくづくムーブが固まらないことに凹みましたが、はじめのムーブに固めたいと思います。
動画は良くわかっていいですね~
私の動画もありがとうございました。
恒例のタップ(手を出さずにテンション)でお恥ずかしいです。
スードラON攀はやはり右下から撮るほうが良いですね。