川乗から氷川屏風岩へ

ひさしぶりにロープを結ぼうと、アッキーと奥多摩へ。

川乗谷・対岸南面。手すりがなく、濡れた苔で滑りやすい橋をびびりながら渡る。すこし樹林帯を登ると、すっきりした前傾壁が目に飛び込んできた。

「日本100岩場」ではプロジェクトと記載されている左側のラインは初登されている。ルート名は「バグダッド・バーニング(Baghdad Burning)」、グレードは5.12c/d。岩が“ここを登れ”と語りかけてくるラインである。(参考:小林敏さんのサイト

火曜日から水曜日にかけて降った雨の影響か、じっとり濡れている。上部に土が堆積しているのであろう。乾いてても厳しそうだよなぁ、とアッキーと慰め合う。

踵を返して向かった先は氷川屏風岩。相変わらず枯葉で滑落しそうな急登である。

「低脂肪」の下部核心に進展あり。手は進まなかったものの、足が2つ進んだ。先入観のないアッキーの果敢な突っ込みが参考になった。

あっという間に日が傾く。16時すこし過ぎに岩場を後にした。

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