一夜明けて。冬枯れた街には正月三が日のような控えめな喧騒があった。
昨夜は自宅への道のり、SONYのウォークマンでFM放送を聴いていた。ガスメーターの感震装置が働いてガスが遮断していたら、簡単な操作で復帰できることを放送で知った。おかげで帰宅後はすぐに熱いシャワーを浴びることが出来た。被災地の方々は安全な場所に身を寄せたあとも、情報から遮断されており現状を把握できないことに強い不安を感じたという。こんなとき一方通行ではあるけれど省エネで強い情報伝達力をもつのがラジオだ。「ターミネーター」でジョン・コナーが生き残った人々に「君たちは決して孤独ではない」と語りかけたのもそうだし。(イスカンダルから美女の映像が語りかけてくることは期待しないほうがよい)
スマートフォンのGPS(モバイルGoogleマップ)で徒歩経路と現在地を確認できたのは重宝したけれど、電池のもちが問題だ。
伊豆の磯にある、クラックが発達したルーフで登る気分ではない。で、脳天気ながらジムへ。登り始めからパンプ感がつきまとう。昨夜の長距離歩行で体内のグリコーゲンが枯渇したんじゃなかろうか。しっかりした食事もとれなかったし。避難行動の最中も可能なかぎり休養や栄養補給が大切ということ。
……なんて暢気に書いている場合ではないニュースが続々と飛び込んできます。節電につとめましょう。
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