大事なことを書き忘れた。
氷川屏風岩C峰でハングドッグ中にデカい蜂が一匹、飛来。私がこれまで見たなかで最大級、5センチくらいあったのではないか。ボリュームのある身体。頭部は黄色というよりは橙色に見えた。腹部は縞模様に見えないほど黒がまさっており、末端は橙色。スズメバチの中でも最大獰猛なオオスズメバチと思われる。
私を威嚇しながら周囲をめぐったあと、ビレイ中のアッキーの方へ移動。アッキーは大騒ぎしそうなので素早く声をかける。
「手で払ったら駄目だぞ。嫌がるのはいいけど」
やがて蜂は、こいつらは無害そうだ、と判断したのか、ついと飛び去って、C峰の上を越えていった。我々はC峰の上に荷物を広げたが、そこには飛来しなかった。付近に巣があるのだろうが、一匹しか見かけなかったので、至近距離ではないと思われる。
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