岩崎宏美、「夜の手のひら」

「岩」つながり。

昭和の歌手はうまかったねぇ、と思いながら、動画サイトを渉猟していたら、自然とこの人ばかり見るようになった。20世紀の頃は、自分のツボから外れていた。たぶん清純派すぎて、正統派すぎて、面白くなかった。どんだけ見る目がなかったんだろう。

この映像は特にお気に入り。こんな艶っぽい歌唱もしていたんだ。名ヴァイオリニストとの共演もさることながら、演出やカメラワークが素晴らしい。歌番組が元気だった時代だな。

「欲しくて」と唱う唇のかたちが完璧、かつ官能的である。

コメント

  1. H山 より:

    昭和の頃の歌手の方々のすごさ、自分も今さらながら。最近の自分のお気に入りは、ちあきなおみさんです。

  2. 無名のK より:

    H山さん、こんにちは。
    素人目にも昭和の歌手は基礎がしっかりしている感じがしますよね。歌詞も妙に文学的だったりして味わい深いです。