金曜日の夜はひとり居残り仕事。帰宅後も神経がピリピリしたまま朝まであまり眠れず。
太刀岡山へ行く予定であったが、松ちゃんの都合で急遽、お久しぶりの河又に変更。アプローチの抉れた道の要所に丸太組みの橋が増えた。岩場に着いてみると、昨夜の雨で終了点付近が濡れたルートが一部見受けられるものの、一日遊ぶには問題なし。
ミヤザキミドリ(5.9)でウォーミングアップ。ろくに岩の状態を見ずにギザギザハート(10c)に取り付いたら、上部が濡れていた。しまった。テンション。大五郎(11a)をアップアップで登る。駄目だこりゃ。今年のワースト3に入るくらいの絶不調。写真を撮る気力もなし。松ちゃんには「暗いオーラを出している」とまで言われた。
デザートソング(12a)を登るつもりでいたけれど、お手軽に取り付けるルートへ転進。なぐり愛(12b)、ミジカシイ系。ん? このパターンは、小川山のブラックホール(12b)や、北川のバトル(12a)と同じではないか。典型的な負のスパイラル。今日の指力でムーブが出来るわけがない。大昔に冷やかしでさわった際、3本目のボルトにクリップ後は問題なかったのに、そこさえもまともに出来なかった。2トライしたあとヌンチャクを回収。いちおうムーブの目安はつけた(つもり)。1本目と2本目のあいだは右足のヒールフックが鍵になる。ヒールの細いシューズが有利(愛用のアナサジ・ベルクロは不利)。2本目と3本目のあいだは、左奥の縦ホールドを激キョンでとって、右足を一段上に寄せて、左手を斜めカチへ飛ばす……。足が地面を離れるあたりが一番難しく、上に行くほど易しくなるというグラデーションのようなルートだと思う。
最後にイヤーイヤ(11a)をヒィヒィ言いながら登って終了。
松ちゃんはダイノサウルス(12b)をトライ。2トライ目で早くも最終ボルトのクリップまでつなげた。3トライ目も同様であったが、終了点直下の核心を続けてこなす余裕はなかった模様。
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