甲府周辺の低山にも積雪が見える。小山ロックは思いのほか穏やかな気候。12月9日のほうがはるかに寒かった。午前中、雲が多く、なかなか壁が温まらない。
1トライ目は12時頃。上部レストポイントまでは、松ちゃんによれば「1.3倍速」だったらしい。レストポイントでかなり余裕があった。懸案の左手アンダーを差したあと、右足を大穴に上げて、右手を甘いガバカチ(他に形容を思いつかない)に寄せて……。うっ、右手がかなり来ている。えいっ、左手をデッドポイントでサイドフレークへ、出した瞬間フォールした。ボルト3本目近くまで。どこにもぶつからず、ストン。これくらい見事に落ちると清々しい。そう言えば、他のクライマーの皆さんも此処ではまるでフォールを楽しむかのような落ちっぷりだった。右手が弱っていると、左手を出した瞬間に、左足がスメア気味の極小ホールドから外れるのであろう。
最高到達点を更新。しかし、もう一工夫しないと、ここで何度も落とされそう。
第1案。間髪入れず左手デッドポイント。(落ちる前に登れ)
第2案。右足を信じて、左足をフラッギングしながら、左手を出す。(距離感不明)
第3案。左足を高めに決め直してスタティックに左手を出す。(左足ホールド未確認)
第4案。左手アンダーを差した後、右足クロスで深い足のまま進む。(初回トライでは一応できた)
2トライ目は14時頃。よれていた。とりあえずトップアウト。トップロープ状態で核心ムーブを探ろうとしたが、途中からでは壁にくっつくことができなかった。それくらい難しいムーブだということであう。
1トライ目は前回の動画を見れば十分なくらい、まったく同じフォールの仕方。2トライ目はよれていたらしく精彩を欠いた。
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