■ 死のロード2日目
夜、稲光と雷鳴。しかし雨はあまり降らなかった。朝、道路は乾いている。瑞牆の岩峰も生乾きに見える。廻り目平の駐車場でH森さん、こーたろー さん、M代さんと合流。協議の末、砦岩前衛壁へ。昨日もコセロックで一緒だったミポリン&tmbさんペアがあとからご登場。
「お手伝いします」
ウォームアップ。下部びしょ濡れのため、みんなギャーギャー騒ぎながら登る。
「松茸風味」
- 100岩場に「NP」とあるのは誤植。ボルトオンリーのルートである。こーたろー さんのトライに便乗させてもらった。序盤にボルダームーブ。右のクラック側から入るとやさしそうな気がするけれど、びしょ濡れで無理。正面突破のムーブが面白く、かつ意外と力を使わない。レッジで休んだあと、花崗岩の奮闘的なカンテ登りとなる。ジムでは練習できないようなムーブが連続する。初見マスタースタイルはさぞ怖いであろう。2トライ目でボルト6本目(実質的な終りの直前)に漕ぎ着けたものの、カンテ跨ぎムーブが固まっておらず、こーたろー さんのロングフォールが頭をよぎり、ビビリのテンション。気温が下がった3トライ目で落ち着いて完登。「ヌンチャクをかけてもらう」「ムーブを見せてもらう」「アドバイスをもらう」と3拍子揃ったおかげで、苦手系のわりにはすんなり登れた。こーたろー さんも完登し、揃って今日の勝ち組に。
▼「登る埼玉県民」に打ち込む きん さん
きん さんとtmbさんは、中間部のダイナミックムーブがえらく厳しそうな「登る埼玉県民」、ミポリンは「修行僧」に打ち込み。H森さんは「一張羅」を完登? 前衛壁の右のほうから祝賀ムードが漂ってきた頃、私は左のほうでM代さんの絶叫トライをビレイ中。ロワーダウンを開始した丁度そのとき、本降りの雨が落ちてきた。時は16時45分。慌しく撤収。日帰りする こーたろー さん号の助手席におさまり帰京。入れ替わりにM代さんが死のロード3日目以降のパートナーとなった。
▼登りと下りで速度の落差が大きい こーたろー さん
コメント
"松茸風味"お互い完登できて良かったです。
アプローチの登り下りのスピードの差は愛嬌です。
またよろしくです。
運転お疲れ様でした。
腰痛仲間として一緒に精進しましょう。
またよろしくお願いします。
難しい松茸風味。この時期にさすがです。私も登らないと。カンテで指皮取られるのを避けて、踊る埼玉県民触ったのですが、もっと指皮取られましたね。
きん さんとこで思わず「松茸風味」の情報を探しました。下部のボルダームーブを考慮すると、体感11d、夏はカンテがぬめって12a、に同感です。体感はもっと難しく感じたのですが、花崗岩のカンテに慣れていないからでしょうね。外岩ならではの楽しいルートでした。