雨。着いた途端に。そんな天気予報じゃなかったのに。
東屋でやり過ごす。岩場に居た人達が続々と下りてくる。水を吸ったロープをカラビナの制動で絞りとる様子を感心しながら眺めていた。すぐやむかと思ったら、1時間以上降り続いた。
雨がやみ、日が射して、風が吹くと、岩はみるみる乾いた。けれど目的の課題は下地が残念なことに……。うーん、どうしようか。
近くにある役人さん課題をつまみ食いさせてもらうことにした。スタートの狭さが核心。右足の乗り込みでバランスをとるために足をフラッギングすると地面に足がついてしまう。その体勢から左手をカンテ上部に飛ばす1手ができず。
何かお土産に持って帰ろうと貝殻岩ボルダーへ移動。「パイプライン」のロースタートを探ったけれど、やはり足元の岩が邪魔で動けそうもない。小柄な方、登ってみてください。
やがて、K宮さんペアが登っていらした。あっ、やっぱり。どこかでキャッキャと楽しそうな声がする。家族連れがピクニックでもしてるのかな、と思っていたのである。
▼梅林ボルダー、「袈裟切り」、K宮さん完登
お見事でした。
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