金毘羅岩、デジタルモザイク、好機を見送る

太刀岡山で打ち込んだ翌日は全身がバキバキであった。外岩でもジムでもこんなに筋肉痛が出たのはここ数年記憶にない。外岩でこれだけ追い込めれば、ジムに行かなくてもパワーを維持できるよなぁ。

はたして中一日で回復するのだろうか、と心配しながらも、金毘羅岩へ。10時頃に到着したときには我々5人の貸し切り。新緑のなかに乾いた岩塔がそそり立つ。モンスターパニック(12b)がカラカラなんて滅多にない。

あとから3人の方が到着した。その中には二子山方面で有名なH塚さんもおられた。

▼モンスターパニックでウォームアップするH塚さん

私は前回、核心部の新ムーブを発見したデジタルモザイク(13a)に取り付いたものの、ボルト1本目あたりで異様に保持力がないことに気づき、ボルト2本目あたりで「今日は何をして過ごすかなぁ」とぼんやり考えていた。結局は、せっかくヌンチャクを掛けたデジタルモザイクの上を一日中動き回っていた。3本目をクリップ後に核心に入っていくあたりまでは簡単につながったので、不調にしては及第点、といったところか。

H塚さんは2006年の秋にデジタルモザイクを完登されている。ホールドが欠けたあと、今日初めてさわってみて、「まったくシークエンスが変わってしまいましたね。前が13aなら、今は13bあるんじゃないですか。また登ってみたくなりました」とのこと。

キム主将はメリーゴーランド(12a)を楽しんでいた。一度トップアウトしただけで「ムーブは固まりました」と豪語。本当に? 次回、T沢嬢の前でぜひ証明してほしいものである。

▼フォールして上ちゃんに蹴りを入れるキム主将

松ちゃんはハプスブルグ(12c)の十分すぎる歯応えに嬉しい悲鳴をあげていた。最近、太刀岡山の同じラインばかり登っていたから新鮮なのであろう。

上ちゃんはメリーゴーランドをさわっていたけれど、いつのまにか姿が見えないと思ったら、クルマの中で寝ていた。

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