二子山、ペトルーシュカ、撃沈

快晴。西武秩父駅でアッキーのフィット号に拾ってもらう。5年ぶりくらいの二子山。最近こじんまりとした岩場に通うことが多かったので、スケールの大きな壁に圧倒される。

ポカポカ陽気の祠エリアでアップ。移動先の弓状エリアは風が抜けやすく、長時間ビレイしていると底冷えする。

上半身に分厚いダウンジャケットを着込むよりも、下半身にオーバーズボンをはくほうが効果的である。

マイライフ(12a)に心惹かれていた。クライミングを始めた頃にさわったことがあるこのルート、
現在の手ごたえはどうだろう。しかしタイミングよく空いてくれない。

ペトルーシュカ(12b)に取り付く。コルネが湿っていたり、びしょ濡れだったり。

  • 1回目。中間部の核心、左手サイドホールドから遠いホールドをとるところでテンション。岩が冷たい。
  • 2回目。下部をよく憶えておらず、力を浪費したあげくに、1回目と同じところでテンション。
  • 3回目。最終ボルトのクリップホールド、びしょ濡れのノブが右手の中で一瞬スリップした。びびってテンション。ノブが乾いていたら、終了点をとりにいく最後の一手まで持ち込めたとは思うが、いずれにせよ完登は難しかった。

持久力不足もさることながら、正対で肘が曲がった状態が長かったようだ。身体を振って傾斜を殺し、腕を伸ばさないと。

フリークライミングテクニック アウトドア編」で杉野千晶さんがペトルーシュカを登っている。ムーブは90パーセント同じ。終了点への一手はかなりのリーチムーブだと思ったが、保持力に余裕があればさして遠くないということだろう。

コメント

  1. より:

    やっぱり二子も濡れてたんですか。
    この貴重な時期になんとも悔しいですねぇ・・

  2. 無名クライマー より:

    祠エリアは状態良かったです。ビレイヤーも暖かい。