城ヶ崎ボルダー、勝手に「小潮日和」

小潮。快晴。金網のドアを開けて、フナムシロックへ。

トラバースする道をたどり、南の岬を目指す。今日も釣り人がいる。

岬から振り返り見れば、大岩がゴロゴロ。此処でウォームアップしようと目論んだ。

顕著なハング(黄色の矢印)が知る人ぞ知るスニフさんによる「文殊」らしい。もちろんウォームアップで取り付けるような課題ではない。写真の範囲を探索した限りでは、ボルダー向きの岩は少ない。下地が悪かったり、脆かったり、やさしすぎたり。

ひとつだけお手頃なボルダーを発見した。ボルダーマットと荷物を残置した場所に戻ったら、そいつは目の前にそびえていた。そびえていた、と言うほどデカくはない。SDスタートにするとフットホールドが微妙で丁度良い。あまり目立たず、登られた痕跡もなかったので、勝手に「小潮日和」と命名しよう。

▼「小潮日和(こしおびより)」、SDスタート、6a+(3級)

右手は岩本体の下ベリ。左手は座った姿勢からぎりぎり届く斜めガバからスタートした。「水平のヘアラインクラックより下からスタート」という限定にすると、さらに充実するはず。

本命の「モンスターマン」へ移動。波しぶきもないし、空気は乾燥しているし、ホールドの感触は抜群である。しかし、第一の核心、右手穴へのランジが止まらない。先週よりも退歩。体調は悪くないはずなのに。鬱々。

アナサジ・ベルクロからROCK PiLLARSのZEROCKSに履き替えてみたら、いきなりランジが止まった。スタートのフットホールドへの乗り込みが断然良い。ターンインした爪先が絶妙に適合する。ほぼ確実にランジが止まるようになった。前傾壁でもやはり足への加重は重要だと再認識した。

あとは右足ヒールで、左手を中継ホールドに出し、右足をスタートのスローパー左端に寄せて、左手をガビ穴へ飛ばす……という計画だけれど、右足をずらしている間に右手が穴から吐き出されてしまう。打ち込むうちに、左手をガビ穴へ飛ばす単発のムーブも出来なくなってきた。本日のトライは終了とする。

漁り火ロックへ移動。南側の磯のボルダーも今日はよく乾いている。いざ本気で「ベンツのこわもて」「屋根裏の散歩者」を探したら、岩もラインも特定できなかった。トポには岩の形状やホールドの配置まで記載されているけれど、どうにもこうにも一致する岩が見つからない。昨今の台風で下地が大変化したなんてことはないだろうか。

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