城山、ミッドウェーウォールで日向ぼっこ

「冬の伊豆くんだりまで来て、わざわざ日陰のエリアで過ごすこともないよね」

というわけで、ミッドウェーウォールへ。取り付きは草付きの傾斜地。一部のルートではビレイヤーはセルフビレイが必須。

最上部には狭いながらも寛げる場所がある。

雪中行軍(12d)を3回トライ。ボルト4本目と5本目の間、左手アンダーを差したあとの1手核心。解決できず。先週に引き続き不調。

ムーブを探っている最中に右手がハーフクリンプの形のまま引き攣る。重症。ヌンチャク回収。

雪中行軍(左)とTO FAR AWAY(右)

TO FAR AWAY(12a)でもやりますか?」という松ちゃんのお言葉に甘えて、ヌンチャクを借りて1回トライ。

核心部で松ちゃんはリーチいっぱいの右手クロスムーブ。私はリーチで負けているので、右手アンダーに持ち替えて左手を出すほうが良い。

TO FAR AWAY(12a)で豪快なクロスムーブ

ひねもす草地で日向ぼっこ。遠くチューブロックを登る米国人のコールを翻訳したり、インナーウォールの荒ぶる岩壁を眺めたり、
大仁の町のさんざめきを聞いたり。昼下がり、ワイルドボアゴージがしんしんと冷える頃、ミッドウェーウォールはいちばん暖かくなる。

赤点クライマーの日々」に関連記事あり。

コメント

  1. より:

    なんとも牧歌的な雰囲気のミッドウェーウォールでしたね・・・。来週からは戦場ですが。

  2. 無名クライマー より:

    誰かの靴の片方が、ひよこ岩まで転げ落ちたときには唖然としました。