天王岩ボルダー、「ウラヌス」

天王岩に14時頃到着。過去にロープクライミングで何度か訪れた。取り付きが満員御礼で足の踏み場もなくなると、「下のほうに見えるあの岩の上に荷物を移動しようかな」なんて考えたものだ。その岩の裏側に素敵にかぶったボルダー壁がある。夏の平日なので貸し切り。上の岩場にはちらほらとクライマーの姿が見える。

▼「冥王岩」を左から見る

▼「冥王岩」を右から見る

▼「冥王岩」右側面下部

▼「冥王岩」右側面上部

▼「海王岩」正面

▼「海王岩」右側面

▼「冥王岩」のど真ん中に看板課題「ウラヌス」がある

裏から回ってマントリングのホールドを確認。苔混じりの濡れた泥がのっている。大掃除の末に開拓されたボルダーなので、雨後は汚れやすいようだ。今日はトップアウトは無理かな。とりあえずリップまでのムーブを固めよう。

リップへのランジの精度が低い。そこだけやると問題ないのに、下からつなげると遠く感じる。右手を寄せる際、右足が狭キョンになる。そのままだと右半身の動きが詰まってしまうようだ。いったん右足のねじりを解除して、少し右に置きなおすとうまくいった。

リップまで初めてつながった。欲が出た。このまま行けるところまで行ってしまえ。あ~、マントリングやっとけばよかった。

▼「ウラヌス」完登

1時間くらいで登れてしまった。初登ムーブは、右奥のサイドカチを右手で保持して、左手をリップに出したふしがある。右手を出すほうがやさしいようだ。

こんなジムナスティックな課題、奥多摩界隈にもっとあると良いなぁ。

▼リップ越しに上の岩場をのぞむ

帰途、十里木ボルダーを探索した。十里木の三叉路から神戸方面にすこし行くと、対岸の「瀬音の湯」にわたる赤い橋からボルダーを見下ろすことができる。次の機会に訪れてみたい。

▼「石船橋」からボルダーを見下ろす

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