湯河原幕岩にボルダリングしに来るとは思わなかった。このフレーズ、城ヶ崎でも書いたっけ。「カリスマ」つながりで、役人さん制作のトポを素早く落手。おまき さん、ありがとう。
9時少し過ぎに貝殻岩に登って行くと、すでに人影あり。なーんだ、賑わっているじゃないか。……と思ったら、他でもない役人さんがいらしてた(笑)。
▼貝殻岩東面
▼貝殻岩南面
「貴船」のスタートホールドを教えていただく。カンテ左側面の棚にヒールフックしない設定とのこと。私のサイズではスタートがやや狭くて、1手目の左手が出づらい。止まったとしてぇ、2手目にクラック沿いのガバをとらえたあと、どんどん右手をとばすムーブを固めておく。
1手目が止まったトライでそのまま完登できた。ダイナミックムーブの連続でえらく喘いでいる。
次は「Wプロジェクト」。右手アンダーと左手外傾カチでSDスタートする設定であるが、両手アンダーのほうがすっきりすると思い、打ち込んでみた。左手でポケットをとらえたら終わりかと思いきや、その体勢から右手をリップに出し、止めるのが難しい。右手をいったんアンダーに寄せるムーブを発見して、やっと出口が見えた。しかし指皮の消耗が激しく、ヨレも手伝って、なかなかつながらない。
指皮を冷ますために、ルートエリアに散歩に出かけた。希望峰エリア、茅ヶ崎ロックエリアともに、いつも通りに賑わっていた。
ボルダーに戻る。上部の開拓エリアに出陣していた役人さんがちょうど帰還されたところ。あーでもない、こーでもないとムーブを相談する。役人さんが見守る中、仕切り直しの1トライ目……。
指皮を冷ます作戦がうまく当たったようだ。
左手の中継カチといい、右手のアンダー寄せといい、あつらえたようにホールドがある。傑作なり。もっとも、初登?したS田K一さんはポケットをとったあとは事もなげにトップアウトしたそうだ。ありあまるパワーを発揮するも良し、なけなしのテクニックを駆使するも良し。
良い岩で良い課題を登れて、晴れやかな一日であった。これで梅が咲いた日にはたまらないなぁ。
コメント
お出ましですね♪
しかも役人さんまで、いたとは(笑)
私も梅の頃、散策道から見えないあたりでひっそりと遊んでみようかと。
癒されてきました。最初に「モンピト」を完登する計画を立てていましたが、レイダウンスタートがとても狭そうだったので、敵前逃亡しました。