小川山、犬岩、「犬小屋」追加情報

犬小屋」のラインについて調べてみた。ROCK&SNOW第016号のクロニクルに記載あり。


犬小屋SD
 二段 02年4月6日

犬岩のルーフ奥のホールドからスタートして、「YMルーフ」につなげる。

次の機会があれば、やってみよう。直上マントルだと、ラインが短くなる代わりにムーブはきつくなる。どちらも同じくらいの難しさだと思う。

スタートの足技、左手の激カチ、右手の中継、デッドポイント、そしてトラバース(もしくはマントル)……と、短い中にぎっしり詰まった面白い課題である。ムーブだけ考えると、やさしく感じる人が多いようだ。でも、室井登喜男さんの課題ですからね。ぶ厚いマットを使わない前提のグレーディングである。足のほうが完全にロックした状態でリップへのデッドポイントを失敗すると、ものの見事に背中(頭)から地面に落ちる。受け身をとる余裕はない。見た目の高さがないので侮りがちだけれど、マットのあるなしで体感する難しさが違う典型ではないだろうか。

この課題のせいでTeam5.10のインサイドが少し剥がれてしまった。傷が浅いうちに処置しないと、悪化する一方だ。こういう場合、どんな接着剤をどう使えばよいのだろう。たいていアロンアルファをちょい塗りするのだけれど、柔軟性がないので再度割れやすいんだよなぁ。

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