はじめての昇仙峡ボルダー

まだ緑が濃く、森の中は薄暗い。もう少し葉が落ちると気持ちいいだろうな。踏み跡に毛が生えたくらいの山道を登って行くと、ルートスケールの岩塔があらわれた。スパッと切れた薄かぶりにホールドはなし。眺めるのみ。左裾は岩小屋状のハングとなっている。何人か泊まれそう。

裏側に回りこむと、目的のエリアに着いたことがわかった。周辺にはお手頃サイズのボルダーが散らばっている。V18クラス(笑)のもあった。

吉田さん初登の「昇仙峡レイバック」をやってみる。離陸して、左手で第二関節までかかる縦ホールドをガストンでとらえる。ドアになって落ちる。……を果てしなく繰り返した。うーむ。

*まい*さんとこの写真を見たら、足使いがちがう模様。スラブ、クラック全盛期から叩き上げたクライマーはサクッと登っちゃうんだろうな。

河原には天然記念物がゴロゴロしてる。

馬車とすれちがう。白い馬の目は虚ろな。パカッパカッの足音が不規則だ。どちらかの脚が悪いんじゃないかな。

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