痛みの記憶と癒しの森

とある課題で左膝を痛めて1年。長すぎる。スポーツ整形外科に行ってみようか。と思っていたら、先週の左膝の打ち身。その痛みが引いたら、何故か元あったほうの痛みが薄らいでいた。不思議。そういえばこんな話を聞いたことがある。「傷は治っているのに脳が痛みを学習・記憶し、警告を発し続ける」云々。ネットで調べてみると、「慢性痛」がその呼び名らしい。てっきり更年期障害か何かの用語で自分には無縁だと思ってた。ひとまず、この調子で「痛くないふり」をして過ごしてみよう。

さて、復調した足でとある山のエリアへ。眼精疲労や神経のピリピリを癒すには森が良い。歩いたり、お茶を飲んだりするだけでなく、岩にしがみついて四肢を活動させればなお良い。けれども暖かすぎた。暑かった。夏日に寸止め(甲府で24℃)。前半のスローパー帯でズリズリ掃き出され、勝負させてもらえない。こーゆーのを無駄打ちという。悪いイメージしかつかん。切り上げて、下のほうの別の岩へ。そしたら曇って気温が下がった。これが片付いたら、また登っていこうか。が、ムーブ固めの最中に、雨粒が落ち始めた。岩がびしょ濡れになる前になんとかしようと焦る。よーし、固まった。決めるぞ。半濡れのホールドを堪えて、うっ、堪えて……。はい墜ちたー。もう「雨が降ってないふり」無理ー。撤収ー。

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