太刀岡山、カリスマ、再始動

氷川屏風岩に通い慣れた身には、小山ロックへのアプローチも比較的楽に感じられる。

登山口の標識が新しくなっていた。

岩場に着いてみると、荷物の広げ場所に困るくらいの大盛況。25人くらい。カリスマ・ラインの順番待ちはすでに8人。今日の一日を順番待ちで過ごすのも切ないなぁ。スティングレイあたり触って遊ぼうかな、と思っていたら、はっしー さん、まっきー さんを筆頭とする顔馴染みの方々により、いつの間にか列の最後尾にカウントしていただいていた。その後さらに2人が増えて、都合12人のローテーションと相成る。

はっしー さんが本日1回目のトライでいきなり余裕の完登。おめでとうございます。その後は他のルートに触ることなく、携帯電話と対話したり、太刀岡山ハイキングルートを完登したり、満ち足りた一日を過ごしておられた。

夕方雨が降る予報なので、3トライ目はないと踏む。2トライ目に集中しよう。

1トライ目は12時頃。ムーブの確認に専念した。ボルト4本目と5本目でテンションをかけて、2テンでトップアウト。ムーブのミスは無し。昨年さんざんやったので、身体がおぼえていてくれた。

今日は好材料と悪材料が一つずつ。

好材料は、上部トラバースの新ムーブ。右手クロスして左手アンダーを差したあと、右足を上げる大穴に、トウフックがバチ利きすることを発見。これはどうやらカリスマをトライする人の間では常識らしい。気づくのが遅いよ。これまでは右足を軽く乗せただけで、不安定な右手デッドポイントをこなしていた。ハードなムーブが待ち受けていると思うから、手前の大穴でテンション掛けまくった。けれども、此処を楽にこなせるとしたら、話がちがってくる。俄然見通しが明るくなった。

悪材料は、ずっとアナサジでトライしてきたのに、今日はミウラー1足しか持ってこなかったこと。爪先のポイントがちがうので、足を決めるのに苦労する。特にスメアっぽいホールドでは急にはじかれそうで怖い。余計な腕力を使う。中間部のレストポイントでは右キョンが決まらずにミシンを踏んだ。久しぶりで緊張しているのかと思ったら、どうやらミウラーで初めてキョンをしたせいらしい。ミウラー派の松ちゃんに後で聞いたら、「キョンするときは、爪先のポイントを決めて、そこを捻るように決める」とのこと。

2トライ目は15時頃。5本目のボルトまで到達するが、やはり慣れないミウラーで余計な力を使った。そして、右キョンが決まらず、ミシンを踏む。右手を休めることができないまま、左手大穴へ。急遽、右足を穴に引っかけて、右手を少し休める。右手クロスまではこぎつけたものの、完全にリズムを崩して、あえなくテンション。おまけに左手人差し指から流血。小さい穴だけれど、どんどん血が染み出してくる。そうそう、此処によく結晶が食い込むので、テーピングが必須であった。ロワーダウン。

今日はムーブを思い出すだけで良いと思っていたのに、本気トライして、いきなり前シーズンと同じあたりまで繋がったのだから良しとしよう。外岩でもジムでも最近は持久系のクライミングをしておらず、かつ、慣れない靴をなだめすかしながらであったことを思えば、上出来と言ってもよいかもしれない。前向きに、前向きに。

松ちゃんは捻挫したばかりの右足を引きずりながら、スーパーラット(12c)のムーブ確認のみ。私の指負傷に女性陣が「大丈夫ですか」と心配してくれたのを見て、「ぼくの捻挫は誰も心配してくれないのに」と不服そうであった。続けて「キャラクタの違いですかね」と自爆コメント。

私の2トライ目が終わった頃、へなちょこミサイルさんが登場。正面壁下部でステミュラント(12a/b)をトライしていたとのこと。

コメント

  1. おまき より:

    今シーズン初日とは思えないようなのぼりでしたね♪
    あぁ、はっしーに続き、また無名さんが抜けて行くんでしょうねぇ・・・。
    小山ロックに一人残されないように頑張らなきゃ。

  2. 無名クライマー より:

    お疲れ様でした。皆さん3便まで出せましたか? 松ちゃんがすねないように次回はなぐさめてあげてください。

  3. おまき より:

    今度は松さんが岩場に着いたら、足場が悪くて歩くの大変でしょうから、すぐに肩を貸してあげますっ♪
    ・・・とお伝えください。
    多分、お伝えするより先に、ここ見るかなぁ。

  4. 無名クライマー より:

    音に聞く前腕で、ぶいぶい言わせてあげてください。