ファイブテンを大人買い

年に数度のカラファテ詣で。たいていは新発売のクライミングシューズがお目当て。

店舗に入っていくと、いつも通りJACK中根さんの声が響いている。クライミングシューズを初めて買う人に立て板に水のセールストークを炸裂中。ぷっとウケたところで気づいてもらえた。こんにちは。

ファイブテンの来春モデルのはずなのに何故かもう販売開始された「アナサジ・アローヘッド」と「ブラックウイング」を試し履き。迷ったり後悔したりしたくないので両方買うつもりで来た。買った。

 

「アナサジ・アローヘッド」は、「アナサジ・ベルクロ」のここをこうマイナーチェンジしてほしい、と思っていた点が全部入りである。

    • 軽くダウントウ。
    • すこし柔らかく。
    • ヒールを細めに。
    • ベルクロの粘着力を強く。
    • 色は赤系で。

中根さんは、スラブも意外といける、どこそこのなんとかスラブの2歩目、3歩目にジャストフィット、とか、これで「in Tokyo!」を登るといいですよ、なんてコアな情報をくれた。い、いつかやってみます。

▼「アナサジ・ベルクロ」(右)との比較

 

「ブラックウイング」は、“何故「ドラゴン」の2本締めベルクロ版を廃版にしたの?”という不満にこたえるべく開発された(勝手な想像)。ドラゴンラスト製品はJet7(1.5本締め?)とTeam5.10(1本締め)が定番化しているけれど、やはり王道の2本締めも選択肢として欲しいよね。いまジムで履いているJet7は爪先がキツ目で長時間履くのが辛い。アッパーラバーのせいで伸びにくいのだろう。「ブラックウイング」はずっと足入れが良い。

▼「Team5.10」(右)との比較

余談。

レジで中根さんから「これで1年は行けますね」と言われたので、「いやぁ、すでに10年分くらいあるので」と答えたところ、中根さんは「このあいだ家で数えたら124足あった」とのこと。流石?です。

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