御岳、杣の小橋エリア、E岩21番

ウォームアップのつもりがビビりまくり。下地が悪いので絶対に落ちられない。5級だけれど精神グレードは高い。

2級のラインは不明。右に寄り過ぎると、ホールドがなくなる。左寄りのガバカチだけ限定するのだろうか。

日影岩の遊歩道側には看板はあるものの柵はなかった。「彩雨」を登ったときのことを思い出す。美術館の門の真ん前で、特に春秋は人通りが多い。係員らしき人が中から出てきて怪訝そうにこちらを見ていたり、観光客が立ち止まったりすると、私はマットにどかりと腰を下ろして、ハイカーが暢気にくつろいでいる風をよそおった。こんな場所でくつろぐハイカーなんて居ませんて(笑)。そして、人がいなくなるのを見計らって、ささっとトライした。そうした配慮が必要な場所だと思った。

「嶺の夕」は岩盤が崩落した跡に出現した課題である。詳しくは知らないけれど、大きな爪痕を残した2007年秋の台風の仕業だろうか。課題はロクスノ40号(2008年夏)で発表された。たしかに横から見ると、もう一枚、分厚いのが剥がれそうな亀裂がある。

御岳橋の橋桁にはツララが発達していた。登れません。念のため。

寒さに耐えかねて、鵜の瀬岩へ移動。1級(通称「立ち鵜」)を登る。4~5年前に一撃した課題である。その時はやや左側に離れたホールドをひとつ使った。そうしないと自分には右足の立ち込みが狭いのである。今日はホールドを限定し、あえて狭い体勢でやった。

2つ登っただけで帰宅。シャワーを浴びて、ジムに行った。

うーん、やはり冬場は伊豆方面が良いなぁ。

コメント

  1. H山 より:

    Kさんが御嶽とは意外な気がしました。最近の週末の御嶽は人(ボルダラー)の出がすごいみたいですね。配慮、たしかに。

  2. 無名のK より:

    御岳に行っても、やっぱり人がいない岩を登っています。

  3. コミ より:

    まさかの御岳ですね!
    のんきにハイカーのふりをしているK師を想像したら、とても微笑ましかったです(笑)。

  4. 無名のK より:

    隠密行動が好きなんです。