昇仙峡ボルダー、モンマルトル便り

「幻獣」でこってり絞られたあと、写真で見た岩を探しに行く。

パキッ、ポキッと何者かが登ってくる気配。熊ッ!? ……じゃなくて吉田さんであった。ジーンズ姿のくつろいだスタイル。今日は登らず、スポッターモードとのこと。

掃除職人のSJさんはすでに上の岩にいた。「イグポンタ」の難解さに首を傾げつつ、SDスタートからつなげて「カミオカンデ」初登。

お次は、もう少し上の岩でフェースからスラブ課題。吉田さんの号令のもと、SJさんが見る間に苔を掃除する。登る前から「キタロウ」「ネコムスメ」という名前が飛び交う。何か世間話のつながりであろうか。が、やがてSJさんが「この岩、キタロウに見えてきた」と仰天発言。そ、そうですかねぇ。

そうこうするうち、I井さん、初めてお会いする甲府の消防士さんが登ってきた。皆で登る。課題名「キタロウ」。吉田さん「何級ですか」。私「3級だと思います」。内容的には「イグポンタ返し」と呼んでいいかもしれません。左のラインも登る。課題名「ネコムスメ」。

この辺りはモンマルトル岩と呼ばれている。お洒落なカフェに入りたくなるネーミングであるが、そんな瀟洒な風情ではない。由来をきくと、なーるほどぉ。加えて、マントル課題が多いところも掛けてあるんだな。

激悪リップの奥にポケットがある「マントルだけインドラ」課題など冷やかしつつ、午後は暮れた。私は早仕舞いしたけれど、そのあとA田さん(実は朝から来てた)が懸案の課題を手中に収めた模様。脱いで本気出した甲斐がありましたね。

あ、そうだ。写真で見た岩であるが、ダメ元で吉田さんに見せてみた。暗く、写りが悪いので無理だよな。……と思ったら、

「あぁ、この岩ですか。うんぬんかんぬん。この岩からン十メートル下ったところに、こんな登れそうな岩もありますよ」

流石です。

コメント

  1. *まい* より:

    イグポンタ返し!返されたっ!
    ネコムスメも気になりますね~
    「ネコムスメ」なんてあたしにぴったりのネーミングじゃないですか←?

  2. 無名のK より:

    シャーッ!!と横っ跳びはできなさそうな課題でした。