とある岩場、フットホールド崩壊

涼しい風が吹く。完登トライになりそうな予感。冒頭のトウフックをしっかり決めて、淀みなく進む。突然、足が滑って墜ちた。おいおい、なに焦ってるんだよ。と思ったら、うわっ、フットホールドが欠けたんだ。

がっつり掻き込んで振られ止めに使っていた親指大の突起が砕け散った。

ガビ~ン。

ムーブを作り直すしかない。近くの外傾ホールドをなんとか使えないか試す。駄目。スローパー帯にヒールフックを試す。とっても不安定。じりじり進んで消耗するくらいなら、中間部の若干インカットした横筋を両手保持して、足ブラでかっとんだほうがマシじゃなかろうか。やってみると、力は使うものの、指先の消耗が少なく、リズム良く動ける。こ、これはケガの功名かもしれない。

初めてマントルの体勢まで繋がった。が、ムーブが固まっておらず墜ちた。

コメント

  1. SJ より:

    自分もそれにかき込んでました。
    トライ当初から脆くくずれる部分だったと思います。
    でも、もうリーチですね。がんばってください!

  2. 無名のK より:

    SJさん、こんにちは。
    リーチによっては、前半が難しくなったかもしれません。
    梅雨の足音がすぐそこに……。