一ヶ月ぶりのB-PUMP荻窪店、グレードのデフレーション

どっかぶりの緑Tをかなり打った。終了点つかみそこねがベストバウト。左手の黄色ピンチにランジして振られを戻すときに腹筋背筋を総動員。腰が悲鳴を上げる。身体を動かすのが辛くなり、追い込めず。他にも水色テープ課題を打ったけれど、高い場所で終了点への仰け反りデッドポイントが怖かったり、お馴染みの「狭い手に足ヒール掻きこみ」に敵前逃亡したり。ジムで怪我するのは馬鹿らしいよね。

20世紀の頃は「ジムはマットである程度の安全が確保されている分、外岩よりグレード1つ分くらい辛めに設定する」という至極真っ当な暗黙の了解があった。昨今は「グレードが辛いジムこそが高級なジムである」的な思い込みが蔓延している気がする。某フィギュアスケートの採点とは逆に、グレードがデフレを起こしている。良いジムとは、「外岩のグレードにスライドしやすくて、達成感を得ながら上達できる課題」が豊富なジムだと思うんだけど。

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