城ヶ崎ボルダー

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城ヶ崎ボルダー、漁り火ロック、プランBで行こう

真冬の休日にはフナムシロックも満員御礼になるらしい。そこらじゅうの岩に泥がのっており、ボルダーのかたわらには石積み細工が小さなモンスターよろしく。 不調。1手目が止まらない。気温が低すぎてフリクションが悪い気がする。振られ落ちしたとき右の踵...
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城ヶ崎ボルダー、フナムシロックで登り初め

電脳仕事に明け暮れて、生活のリズムをすっかり崩してしまった。リセットするためにクライミングを強行。 シーサイドエリアが明治神宮なみに賑わったとしても、フナムシロックを目指す人は少ないはず。案の定、クラックを登りに来たらしい2人連れの方が脇を...
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城ヶ崎ボルダー、フナムシロックでDream Session

「モンスターマン」、今日も進展なく。 近くの平たい岩に腰掛けて、岬の釣り人を眺め、昼日中から黄昏れていたら、すぐ右上の断崖から声がかかった。 「マット、落としてもいいですか」 クライマーらしい人影。 「あっ、どうぞ」 お風呂マットを束ねたマ...
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城ヶ崎、「富戸の春」、撃沈

若潮。大潮と同じくらい海が泡立っている。これまでで一番「モンスターマン」近くまで迫ってくる。波しぶきの霧も吹き寄せる。岬の先端での砕け具合はさほどでもないのが不思議だ。 当然、岩の状態は悪い。手指の傷も癒えていない。いまひとつ意気が上がらな...
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城ヶ崎ボルダー、「富戸の冬」を手土産に

小潮を狙ってきたのに、「小潮日和」はじっとりしている。フナムシロックへ近道する磯も波しぶきを浴びている。 ▼珍しくドームのふもとに釣り人がいる アプローチを逆戻りして、「モンスターマン」へ移動。 前々回ほどではないものの、波しぶきが霧になっ...
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城ヶ崎ボルダー、勝手に「小潮日和」

小潮。快晴。金網のドアを開けて、フナムシロックへ。 トラバースする道をたどり、南の岬を目指す。今日も釣り人がいる。 岬から振り返り見れば、大岩がゴロゴロ。此処でウォームアップしようと目論んだ。 顕著なハング(黄色の矢印)が知る人ぞ知るスニフ...
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城ヶ崎、釣り日和はボルダーに向かないの巻

▼フナムシロックから望む、クリスタルロック(左)とドーム(右) ▼南の岬には釣り人の影 前回とは打って変わって、波が荒い。岬の高さまで波が砕ける。 「あの釣り人達、大丈夫かいな」 そう言う私は、釣り人から見たら、もっと低い場所に居る。 磯の...
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城ヶ崎ボルダー、「漁り火ルーフ」の流木をどかす

フナムシロックは広々として気持ちのいい磯であった。南側の岬にはお手頃サイズの奇岩がゴロゴロしているのが見える。もしかすると良いボルダーがあるかもしれない。でも人家から丸見えだから皆さん自粛しているのだろうなぁ。 吉田和正さんが開拓した「モン...
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城ヶ崎ボルダー、「山椒魚」を捕獲

ザッパ~~ン!! って、エッ!? 振り返ると、いま歩いていたところが波をかぶっている。もう5秒遅かったら、下半身がズブ濡れになるところだった。強風で海が泡立っている。 ボルダーマットを天井にぶつけつつ、トンネルをくぐる。 前回、「ヤリイカ」...
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城ヶ崎ボルダー、バンブー北の磯、モノクロームな一日

ハマユリは疾うに跡形なく。磯に降り立ち、トンネルを抜けると、そこはバンブー北の磯であった。 ルーフのクラックは染み出している。ゲリラ豪雨やら、台風やらの名残りか。それともこの時期はいつもこんなものなのか。 「ヤリイカ」を登るには問題ない。ホ...